20230903

マンガミュージアムに行った。バジリスク

今日は一才下の同級生と、同い年の先輩と3人でマンガミュージアムに行った。マンガミュージアムに行くのはこれで二回目だ。初めて行った時も、この三人でいこうとしていたのだが、先輩が休養で来れなくなったためその時は同級生と二人で行った。今回は先輩も来れるので三人だな、と思っていたけど、いつまで経っても先輩が来ない。ラインも既読がつかない。とりあえず先輩は無視して漫画を読むことにした。

今日は「バジリスク」という漫画(全5巻)を読んだ。これはとても面白かった。神漫画だった。あらすじを書こう。簡単に書けば、これは長年憎しみ会いつつもかろうじて平和を保っていた甲賀忍者の里と伊賀忍者の里が徳川家康の後継を決めるための代理戦争をするというものだ。それぞれの里から代表として十人の忍者が選ばれ、どちらかの里の代表が全員いなくなるまで戦争は続けられる。すなわち、10対10の殲滅戦である。

この漫画のいいところはいくつかあるのだが、まずは登場するニンジャの圧倒的なまでの個性の強さをあげたい。とにかく、キャラの書き分けがうますぎる。それぞれの忍者が全く異なるユニークな忍術(異能みたいなもの)を持っていて、さらにキャラの見た目も妖怪みたいなやつから目を奪われるような美少女まで非常に幅広い。それぞれのキキャラクターはバックボーンや他の忍者との関係も丁寧に練られていて、それらはどくとくで艶やかなアートスタイルと合わさってなんとも言えない魅力を醸し出している。嫌いなキャラ、一人もいないです。マジで。

次に、テンポの良さと内容の濃さ。この漫画実は5巻完結。5巻の中で二十人の忍者が登場し、殺し合い、最終的に0人になってしまうのだが、なんと全てのキャラに見せ場がある。時間が飛んでいつの間にか死んでたり、モブのように適当に命を落とすみたいな描写は一切ない。5巻しかないのに全ての忍者がそれぞれの忍術でなんらかの活躍をし、なんらかのドラマを見せ、退場していく。これだけの内容を5巻に詰めているのに、全く急いでる感じはない。非常に読みやすいし、話に没入できる。

3つ目、、、と書こうとしたけど、やっと眠くなってきたので続きは思い出したら書こう。おやすみなさい。

 

そういえば、セクシーボイスアンドロボも読んだな。前回読んだときは面白さがわからなかったけど、今日読んだときは不思議な魅力を感じたな。amazonレビューの受け売りだけど、台詞回しがいいな。今後もこの漫画の隠れた良さに気づけるといいな。

浦沢直樹のMONSTERは5巻まで読んだけど、そこそこだったな。でも続きを読まないと評価できない。もしかしたら20世紀少年とかPLUTOとかを越す可能性もあるのかな。